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【箱根駅伝2024復路】観戦ポイントや見どころは?応援場所の穴場も

箱根駅伝2024の復路コースの観戦ポイントと見どころ

箱根駅伝2024の復路コース(6区~10区:109.6km)です。

6区 20.8km 箱根~小田原

6区は芦ノ湖からスタートし、小田原中継所までのコースです。

 

朝の寒い中、往路のタイムに合わせた時差でスタートします。

 

毎年超高速区間となる6区は、選手たちのチキンレースとなることでしょう。

 

序盤の4キロほどの上り坂を過ぎると一気に下りになります。

 

大平台のヘアピンカーブは急傾斜100メートル台。最速14秒台のハイスピードになります。

 

急なカーブを速いスピードで駆け抜ける選手のテクニックに注目です。

 

この区間は選手も山下りに強い選手を送り込みますが、山は走って上る以上に走って下りるのは大変なことです。

 

そして次第に平坦になる箱根湯本付近からの残り3キロが下りで負担をかけた足にも負担がかかり苦しくなります。急な山下りから平坦部分に移った後の中継ポイントまでをどう攻めるかもポイントです。

 

2015年から函領洞門を迂回するバイパスルートに変わり、従来よりも20メートル程コースが長くなっています。

 

【大平台(ヘアピンカーブ)】

 

【箱根湯本】


【函領洞門(今回は迂回…)】

 

《区間記録》 
館沢亨次(東海大学)
57分17秒 2020年

 

 7区 21.3km 小田原~平塚

7区は小田原中継所から平塚中継所までのコースです。

 

最初のアップダウンを抜ければ、小田原市街はほぼ平坦なコースが続くので比較的走りやすいコースといえます。

 

国府津駅周辺では海沿えのコースを走る所も増えてきます。

 

この区間にスピードランナーを置くかエースクラスの選手を置くことも大変多く、この区間は区間で非常にハイレベルな展開になることもあります。

 

一方で、この区間は全区間通して最も気象の変化が激しい区間です。

 

走る時間はおよそ午前9時半で、次第に気温が上昇する時間帯び為、温度差との戦いにもなります。

 

旧東海道の面影残る松並木を抜けてて警察署を通ると、8区の平塚中継所になります。

 

【国府津駅周辺】

【東海道の松並木】

 

《区間記録》
阿部弘輝(明治大学)
1時間1分40秒  2020年

2020年7区で阿部弘輝選手が区間新記録を達成しました。

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8区 21.4km 平塚~戸塚

8区は平塚中継所から、戸塚中継所までのコースとなります。

 

タスキを受けた直後から花水川を渡ります。藤沢を越えるまでの前半は平坦なコースですが、中盤以降はダラダラとした上り坂となり、日差しも強まり選手たちの体力を奪います。中には脱水状態になる選手も過去にいました。

 

相模湾に別れを告げ、残り5キロ地点で遊行寺の急な上り坂の難所があります。

 

この遊行寺の急な上り坂はコース全体でも屈指の急な上り坂です。

 

この辺りから下位チームの繰り上げスタートのチームも出てきます。

 

そしてシード権争い(10位まで)も注目です。

 

中継所まで約2キロの原宿交差点からの最後のアップダウンが勝負のカギをにぎります。

 

【藤沢】

 

【遊行寺】

 

【原宿交差点】

 

 

《区間記録》
小松陽平(東海大学)
1時間3分49秒  2019年

8区は2019年に東海大学の小松陽平さんが22年振りの区間新記録を樹立しました。大会MVPを獲得。

 

9区 23.1km 戸塚~鶴見

9区は戸塚中継所から、鶴見中継所までのコースです。

 

花の2区と比較され、復路のエース区間の松の9区とも呼ばれます。

 

全体的に走りやすい区間ではありますが、タスキを受けてすぐ長い下り坂となり、ペース配分が非常に難しくなる等、頭脳戦を得意とするランナーが多く、駆け引きがとても面白いです。

 

8キロ付近の権太坂が勝負の分かれ道。終盤は繰り上げスタートを避ける為、最後の力を絞りつくす選手の走りが見られるのもこの区間の醍醐味です。

 

後半で保土ヶ谷駅や横浜駅近くを通る為、沿道は多くの人の観戦者で溢れています。

 

【権太坂】

【保土ヶ谷駅周辺】

《区間記録》
中村唯翔(青山学院大学)
1時間7分15秒  2022年

2022年 青山学院大学の中村唯翔選手が見事区間新記録を達成します。

▼中村唯翔選手についての記事もどうぞ
中村唯翔(青山学院大学)身長体重/経歴や中学高校は?家族についても

10区 23.0km 鶴見~大手町ゴール

10区は鶴見中継所から、大手町のゴールまでのコースです。

 

コースは、ほぼフラットですが、ビル風などが厳しいレース展開となり、最終区間ともなるため、プレッシャーなども相当かかり、思わぬアクシデントや逆転劇も起こりやすい最後の区間です。

 

19キロくらいまでは1区の逆走です。途中馬場先門を右折し銀座通りから日本橋を渡ってゴールの大井町に向かいます。

 

主将などチームの中でも、責任感の強い選手が起用される傾向があり、ある程度タイムは度外視される区間でもあり、残り1キロは選手も応援側も自然と白熱します。

 

【馬場先門】

【銀座通り】

【日本橋】

箱根駅伝ゴール直前の日本橋です。

ここからは仲間の待つゴールに向かいだけ、いよいよ感動のゴールが待っています。

 

《区間記録》
中倉啓敦(青山学院大学)
1時間7分50秒  2022年

10区は2022年に青山学院大学の中倉啓敦選手が区間新記録を樹立します。

▼中倉啓敦選手についての記事もどうぞ
中倉啓敦(青山学院大学)身長体重/経歴や中学高校は?家族についても

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【箱根駅伝2024復路】応援場所の穴場は?

ここでは箱根駅伝2024年復路のコースでの応援スポットや穴場も紹介したいと思います。

復路の人気応援場所は…

箱根駅伝で帰路を応援する場合、やはり人気があるのはスタートがある箱根エリア(6区)とゴール地点大手前周辺(10区)が定番だと思います。

 

【箱根駅伝ミュージアム】

 

復路応援場所の穴場は…

さらにもう少し穴場を言えば…。

 

6区と7区の中継地点である「鈴廣かまぼこ」の近くが穴場でオススメです。

 

朝8時58分位(予想)の応援と少し早いのですが、ちょっと観光気分で行くのであれば最適ですよ。中でお土産買ったり休憩もできますし…。最寄りの駅は箱根登山鉄道 風祭駅です。

 

 

また9区横浜駅周辺も一応穴場?です。人は確かに多いのですが、駅から近く、応援できそうな場所も広いです。

【横浜駅周辺】