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【箱根駅伝2025往路】観戦ポイントや見どころは?応援場所の穴場も

箱根駅伝2025の往路コースの観戦ポイントと見どころ

箱根駅伝2025の往路コース(1区~5区:107.5km)です。

1区 距離:21.3km 大手町~鶴見

レースを大きく左右する1区です。序盤から先制パンチを食らわせるにはとても重要な区間です。

 

大手町の読売新聞社前をスタートして首都の高層ビル街を駆け抜ける高低差の少ない平坦な区間です。

 

この区間は安定感ある走りができるかがポイント。

 

7.6キロ付近の八ツ山橋で14メートル程の上りがあるあたりから駆け引きが始まり、18キロ地点の六郷橋を渡りきった下りが最初のポイントになります。ここでペースを上げ、2区へタスキを渡す鶴見中継所へ向かいます。

 

ここでは「新八ツ橋上り」か「六郷橋下り」で集団から抜け出す選手がいるかに注目です。

 

【スタート】

【八ツ山橋】


【六郷橋】

1区では序盤はけん制。

15km過ぎからレースが動くのが定番です。

 

たまに定番を崩す選手もいますが‥。

そういう選手がもしいればレース展開もかなり荒れることになり面白くなります。

 

六郷橋を渡ると舞台は神奈川県‼

 

《区間記録》 1時間0分40秒

 吉居大和(中央大学) 2022年


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2区 距離:23.1km 鶴見~戸塚

駅伝では花の2区と呼ばれる箱根駅伝のエース区間です。

 

各校のエース級の選手が顔を揃えます。

13キロ付近からは高低差20メートル程の権太坂が控え、ラスト3キロの連続する登坂「戸塚の壁」などの山場があります。

 

まさに精神力、体力、勝負センスなどのランナーにとっては大変厳しい難所であり、攻略が困難な区でもあります。

 

その反面、1区で出遅れたチームには2区で後方から一気に巻き返す可能性も秘めた2区です。

 

選手は次の3区戸塚中継所までの長い道のりを目指します。

 

【権太坂】

権太坂の給水ポイントにも注目です!

給水ポイントもある権太坂ではランナーに温かい声をかける給水係もいます。

“一番輝いているのはお前だから”なんて素敵な言葉‥。・・・あなただって輝いていますよ!

すてきです。

 

 

【戸塚の壁】

《区間記録》 1時間5分49秒

 ビンセント(東京国際大学) 2021年

前回は東京国際大学のビンセント選手が2区で素晴らしい走りを披露してくれました。

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 3区 距離:21.4km 戸塚~平塚

戸塚中継所から平塚中継所までの21.4kmを駆け抜ける3区は序盤の遊行寺の坂を下るところからスタートします。

 

正面に富士山。前半は遊行寺の交差点辺りまで徐々に下がりながら海岸線へ。

 

5キロ過ぎの下り坂でスピードレースを展開後、藤沢市街を抜けた先の芽ヶ崎海岸線では強い向かい風が選手を阻むことが多く苦戦します。

 

体力を落とさない為のペース配分が重要なのでパワータイプの選手よりも頭脳派でペース変動の少ないランナー向きの区間だと思われます。

 

ポイントは前半9キロの下りを選手はどう乗り切るかです。

 

後半は平坦な海岸線を進み4区の平塚中継所を目指します。

 

【遊行寺の坂】

【藤沢橋】

 

《区間記録》 59分25秒 

ビンセント(東京国際大学) 2020年

2020年、ビンセント選手は3区でも区間記録をつくっています。
3区で1時間を切り‼早い~。

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4区 距離:20.9km 平塚~小田原

平塚中継所から小田原中継所までの20.9kmを走るこの区間。

 

昔は4区は非常に短い区間でした。その為チームの中でも経験の浅い選手が担当する区間でした。

 

ところが、2017年より5区の距離短縮などもあり4区の距離が戻り、「準エース区間」とも呼ばれるようになります。

 

10の橋がかかり、この区間は距離の割には細かいアップダウンが続きます。

 

特に二宮駅入口付近のアップダウンはかなりきついようです。

 

例年であれば富士山がまじかで撮影ポイントでもある酒匂橋には応援される方も多く集まります。

 

残り終盤は約25メートルの上り、5区の小田原中継所を目指します。

 

【二宮駅近辺】

 

【酒匂橋】

 

東洋大学の酒井監督の言葉・・。

監督の言葉かけに選手は最後まで駆け上がれます。

 

《区間記録》 1時間00秒

ビンセント(東京国際大学) 2023年

ビンセント選手は4区でも区間記録をつくっていますが、

それ以前は2020年に青山学院大学の吉田祐也選手が当時4区の区間新記録を達成しました。


当初、吉田祐也選手は大学卒業後は引退すると話されていましたが、その後引退は撤回して現在GMO実業団でがんばっています。

 

この箱根駅伝での思い出は陸上を続けていくきっかけにつながったのかもしれません。

 

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5区 距離:20.8km 小田原~箱根

5区は小田原中継所から芦ノ湖のゴールまでを駆け抜ける「山登り」区間です。

 

23.2kmと非常に長い距離を走ることでも知られたこの区間ですが、あまりにもレース展開を左右することが多かったために現在の20.8キロの距離に戻されました。

 

といっても、レース展開を左右する区間であることに変わりはありません。何分標高0mのところから874mも登るので、選手も「上り適正」と「絶対的走力」が求められる超ハードな区間です。

 

上りで力を使い果たすことなく、下りでいかに足を踏ん張らせるのかがポイントです。

 

上りの得意な選手、下りの得意な選手、それぞれ5区での走り方も違うのも面白いです。

 

【芦之湯の給水地点】


また5区は山の神と言われる伝説のランナー3人も滑走した区間です。

(11人抜きをされた今井正人さん。毎回順位を上げ4年連続1位になる柏原竜二さん。2度の疲労骨折を経て万全の状態ではないのに5区で快走された神野大地さんの3人)

 

【元祖山の神 今井正人】

【2代目山の神 柏原竜二】


【3代目山の神 神野大地】

箱根の往路ハイライトといえば山上り。かつて東海道を往く旅人を苦しめた難所は箱根駅伝を箱根駅伝たらしめる代名詞としてそこを走るものに輝きを与えてきました。

5区では最高地点の標高874メートル過ぎた後の残り5キロの下りと平坦地で大きな差が出ることがあるようです。

どう山上りを制するかがカギです。

 

【国道1号線 標高874メートル】

 

《区間記録》 1時間09分14秒

山本唯翔(城西大学) 2024年

2023年に5区は山本唯翔選手が区間新記録を達成されました。


その翌年2024年山本唯翔選手が2度目の区間新記録を更新します。

2年連続とは前代未聞!

 

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【箱根駅伝2025往路】応援場所の穴場は?

ここでは箱根駅伝2025年往路のコースでの応援スポットや穴場も紹介したいと思います。

往路の人気応援場所は…

箱根駅伝で往路を応援する場合は、例年たっぷり時間ある方はゴールとスタートがある箱根エリアが一番の応援スポットになります。

 

一番の人気は食事もとれて観戦もできる
箱根駅伝ミュージアム前
です。

【箱根駅伝ミュージアム前】(5区ゴール)

 

他には、箱根湯元駅前、宮ノ下駅前、大平台駅前、小涌園前等々有名な応援場所はありますが、結構人でいっぱいです。

ただ応援の雰囲気だけでも楽しみたい方にはお勧めですが…。

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往路応援場所の穴場は…

・京急線
・花月園前駅周辺(2区)
・JR鶴見線 国道駅周辺(2区)

この2つの駅は2区がスタートしてすぐの駅になり、2区のエース選手に会えます。

 

・平塚中継所(3区)

中継所としては、平塚中継所が一番駅からも離れていてまだ人通りが少ないと思われます。

中継所では、感動のタスキ渡しシーンがみれますよ。

 

・JR東海道本線 茅ヶ崎駅(3区)

少し選手が遠く離れているので応援する人も少ないようです。しかし西浜小学校あたりまで行かれますと選手との距離も少し近づいて応援できます。

 

・JR東海道本線 国府津駅(4区)

こちらも選手との距離が遠いのですが、坂道とカーブの道なので選手の走る姿が長く見ることができます。

 

どうか参考にしてくださいね。

 

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