令和元年度/1年度どちらが正しいの?
どうしてもやってみたかった😳、、
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— 原 愛梨(書道家タレント) (@ainooooto) April 2, 2019
↑写真は書道家タレントの原愛梨さんです。
令和元年か令和1年どちらなんでしょうか?
テレビや新聞やネットでは令和元年という文字の方がよく目にします。
そこでこれまでの過去の改元の時を振り返り、どう表記されてきたかを調べ、法律的根拠を調べてみました。
明治から大正
明治から大正への改元の詔書では「明治四十五年七月三十日以後ヲ改メテ大正元年ト為ス」とされています。
大正元年、つまり元年と表記されています。
大正から昭和
大正から昭和への改元の詔書では「大正十五年十二月二十五日以後ヲ改メテ昭和元年ト為ス」とされており、
ここでも改元時には改元の1年目が「元年」と明記され、昭和元年と表記されています。
昭和から平成
昭和から平成への改元では、昭和64年1月7日に元号を改める政令が公布され、元号を平成に改めるとの規定が公布の日の翌日(1月8日)から施行されることになりました。
しかし、元号を改める政令が公布された時点では、これまでのように改元後の年を平成元年とするといった規定はありませんでした。
初めて元年と表記されたのは、平成に改元された後のことです。
初日(1月8日)の官報で大喪の礼に関する内閣告示が出され、この告示の日付において平成元年1月8日と表記されました。
つまり元号は元号法という明確な根拠がありますが、元年についての表記規定には法的な根拠がある訳ではありません。
そう考えると改元の1年目を元年としていたのは、日本社会における慣習となって現在も残っているのがわかります。
慣習であれば・・・令和元年でも令和1年でもどちらを使用してもいいのでしょうか?
ところがそうでもないようなのです。
元号を平成に改めるとの規定が公布がでた日に戸籍事務については「新元号の初年は「平成元年」と記載する。」という通達(昭和64年1月7日法務省民2第20号法務局長,地方法務局長あて民事局長通達)が発出されていました。
戸籍等の役所の行政書類は現在も西暦ではなく元号を活用しています。その元号の初年は元年とすると平成の時代にもはっきりと表記されています。
これは公的な書類では元年が正しいと示している訳です。
ということで、履歴書など個人が作成する書類にも1年と記載せず、元年と記載するようなルールが法的根拠がなくても出来上がってきたようですね。
よって令和1年ではなく、令和元年と書くようにした方が正解のようですね。
令和は「R1」なのか?「R元」なのか?
令和はローマ字で「REIWA」になります。記載上、略すると「R」になります。
アルファベットの「R」と漢字の「元」の組み合わせると“R元”は違和感ありますよね。
それに次年数字が続くことを考えれば、
ここではアルファベットの「R」と数字の「1」の組み合わせ“R1”
平成の場合も平成元年の時は「HEISEI」の「H」と数字の「1」をとって“H1”でした。
なのでここは“R1”になります。